世界報道写真展2021
毎年観ていますが、差別も紛争も一括りの言葉にできない個々の重さが迫ってきます。
今回はやはりコロナ禍で一変した世界は、どのように捉えられたのかに関心がありました。
大賞は、介護施設で、看護師さんがコロナ感染予防のハグカーテン越しに高齢の女性を抱きしめた<初めての抱擁>。
家族との面会が難しい中で心を通わせるお2人の姿には、私の亡き母のことも思い起こされ、身につまされました。
スポーツ部門では、コロナ禍で練習場が閉鎖したボルタリングの選手が、丸太を山のように積み上げ、切り株に手足をかけながら登るカットが。
只今、東京オリンピッックの最中ですが、世界のアスリートたちも思うようにトレーニングができず、想像を超える大変さなのでしょう。