Dolaの観劇・鑑賞日記

演劇やアートに心ときめく日々の記録です

ヴァロットン展

三菱一号館美術館『ヴァロットンー黒と白』展へ。今回は木版画に特化した展覧会で、黒色の醸す世界に想像をかき立てられました。

木版画の連続なので、観る人を飽きさせないようにする美術館側のチャレンジが素晴らしかったです。

壁に作品の一部を描いたり作品をアニメ化したりと、展覧会場全体で世界観を創られていました♪

 
「AR(拡張現実)音声ガイド」という新しい方式も体験。スマホにダウンロードしイヤホンで聴くのですが、声が後ろから聞こえたり靴音がカツカツと迫ってきたりで、津田健次郎さんの語りがいっそう秘密めいたドラマに!🤩

津田さんの演技力によるところが大きかったと思いますが、新しい技術で美術展の魅力が拡がるのは嬉しいことです♪

 

ヴァロットンは2014年の展覧会で油彩画をたくさん観ました。作品の中に異界への入り口が用意されているように感じます。気をつけないと、ふらっと誘いこまれそう。とくにオルセー美術館所蔵の油彩≪ボール≫が好きなので、もう一度観たい!!と思っています。

 

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